こんにちは!
2018年度、国家一般職と都庁に最終合格をしました、ふゆもアイスです。
本日は、東京都1類B採用試験新方式についてお話ししていきます。
新方式は、東京都の新しい試験の方式で、第一次試験は教養試験のみで、政策論文試験が免除されます。
その代わり、プレゼンテーションシートの作成と、そのシートを用いたプレゼン、グループワークがあります。
理系だけど技術職ではなく行政職に就きたい方、また転職組で政策論文対策の時間がとれない方におすすめの試験です。
本日は新方式の、第1次試験、プレゼンテーションシートの書き方についてお話しします。
新方式を受験する上でプレゼンテーションシートは、配点が高く非常に重要です。
教養試験と並行してこちらもしっかり対策する必要があります。
実は私、新方式の対策のために、予備校LECに課金して新方式対策のための特別クラスに通いました。その結果、最終合格することができました。
今回は、特別クラスで教えていただいたプレゼンテーションシートの書き方を、特別にご紹介します!
東京都新方式、プレゼンテーションシートの書き方を公開
プレゼンテーションシート作成とは
プレゼンテーションシート作成とは、A3の紙が1枚とお題が書かれた冊子が配られ、1時間30分の間に、2次試験で5分間のプレゼンができるような内容を盛り込んだシートを、鉛筆で書いて作成する試験です。
プレゼンテーションシートの書き方
まずは、お題が書かれた冊子を読み、論じる内容を2種類用意します。
論じる内容は2種類ほど用意しないと、二次試験のプレゼンの時間が余ってしまうと思います。
お題については、都庁のサイトに過去問が掲載されていますので、そちらでご確認下さい。
例えば、都で災害が起きた時にどうするか、働き方の変化、少子高齢化などです。
そんなに突拍子もないようなお題は出ていないように思えます。しかも資料もありますので、プレゼンテーションシートの内容は考えやすいと思います。
ここで大切なことは、プレゼンテーションシートに的外れな政策を書いてしまうと良くないので、以下の「都の基本計画」を読んでおいて下さい。
ここに書いてあるようなことを、プレゼンテーションシートで論じることができれば完璧です。
論じる内容を2つ考えたら、いよいよシートの作成に移ります。
まず、以下の図を見てください。こちらがシートの完成系になります。
まず、A3の紙を2つに分けます。論じる内容2つを、半分ずつ書いていくためです。
まずは、全体の大見出しをシートの上部に記入します。
次に各内容について、「課題」と「対策」を用意します。こうすることで、論理的なプレゼンテーションに仕上がります。
課題と対策を決めましたら、各内容を図のように記載していきます。読みやすい字で、論理的な文章で記載します。
また、絵が得意でしたら、イラストや図などを入れるとオリジナリティが出せますね。
最後に、全体の締めくくりの文章を下部に記載します。
これでプレゼンテーションシートは完成です。
このテンプレートの通りにプレゼンテーションシートを作成すれば、順番に沿って論理的に内容を論じているため、2次試験でプレゼンが非常にしやすいと思います。
注意していただきたいことは、第2次試験のプレゼンテーションは5分以内に行う必要がありますので、内容を盛り込みすぎないようにしてくださいね。
プレゼンテーションシートを本番で上手に書くコツ
プレゼンテーションシートを本番で上手に書くコツは、家で何度も、実際と同じA3の紙に鉛筆でプレゼンテーションシートを作る練習をすることです。
私は何度も何度も、さまざまなお題を考えて作成する練習をしました。
A3って案外大きくて、試験で初めてシートを作成するとなると焦ってしまうと思います。
練習したおかげで、私は本番もさらさら書くことができました。
一方初見で試験を受けているっぽい方は、やはり手が止まってしまっていました。
また全体の大見出しは、なるべくキャッチーな感じで書けると尚良いですね。
都庁って結構そのようなセンスがある人を好む傾向があると思います。
1次試験終了後にやっていただきたいこと
1次試験終了後にやっていただきたいことは、2次試験に備えて、作成したプレゼンテーションシートの内容を紙に書き起こしておくことです。
2次試験では、作成したプレゼンテーションシートを使って5分のプレゼンを行います。
紙に書き起こしておかないと、2次試験前に内容を忘れてしまい、家でプレゼンの練習ができなくなります。
2次試験当日に作成したシートのコピーが配られるのですが、当日にプレゼンの内容を考えるわけにはいきませんよね。
1次試験終了後は、書き起こした内容を元に、ひたすらプレゼンテーションシートを5分間でプレゼンできるように練習をしてください。
私が申し上げた図の通りのプレゼンテーションシートを作成すれば、大体5分のプレゼンが無理なくできるはずです。
プレゼンテーションシートはテンプレ通りに作成すれば合格間違いなし
いかがでしたでしょうか?
プレゼンテーションシート作成に関しましては、あまり情報が無く困ってしまうこともありますが、私が申し上げたテンプレートの通り作成をすれば、間違いなく1次試験は突破できます。
そして2次試験でも、シートに沿ってプレゼンが非常にしやすい構造になっています。
様々なお題を想定して、自分で手を動かして、プレゼンテーションシート作成の練習をしてみて下さいね。
以下の記事では同じく1次試験の、教養試験の対策方法をまとめています。
教養試験は足切りがあるとの噂ですので、プレゼンテーションシート作成と共にしっかりと対策をする必要があります。
1次試験突破後の、2次試験、3次試験の対策方法については以下の記事に記載しています。こちらも是非ご覧になってください。
【東京都新方式】2次試験プレゼンテーションと個別面接を突破しよう!
【東京都新方式】3次試験グループワークと面接の内容と対策方法
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