こんにちは。
私は現在民間企業で働いているのですが、以前は公務員として、都庁で働いていました。
しかし、私はわずか1年で都庁を退職しました。
その理由については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、興味のある方は読んでいただきたいのですが、本日はこれとは別のお話しです。
公務員はお堅いと言われることは良くあるのですが、私は都庁に入ってすぐそれを実感しました。
それがちょっと面白かったので、皆さんにもお伝えいたします。
都庁ってこんな人がいるんだー!とびっくりしながら読んでいただけますと嬉しいです。
都庁の職員ってこんなにお堅いの?!
実は、私は都庁に入る前に、少しだけ国家公務員として中央省庁でアルバイトをしていた経験があります。
中央省庁で働いている人って色々やばそう!と思っていたのですがそれは杞憂で、皆さん思ったより柔軟な考えを持っており、多様性を認めるような職場でした。
なんだ、公務員ってあんまりお堅くないんだな、と思い安心してその後都庁に入ったら、初っ端からその考えが砕かれるような出来事がありました。
入庁してすぐ、いわゆる「目標シート」を作成する必要があったため、私は自分の考えをまとめました。
以前働いていた民間企業でも何度も書いていたので、慣れたものでした。
そしてその目標シートを、メンターであった30歳ほどの女性に見てもらったのですが、その時びっくりするような出来事が起きました。
その女性は、私が書いた文章のほとんどを赤字で訂正したのです。
その理由は「これは都庁ルールではこういう書き方はしない」だとか「都庁ルールではこれは平仮名では書かずに漢字で書く」などでした。
入社してすぐの出来事だったので「都庁ルール…?!」と私の脳内は大パニックでした。笑
そして私の目標シートは、誰の目標なのかよくわからないシートになってしまいました。
確かに、公文書とかなら都庁ルールを適用するのは理解できますよ!でも目標シートですよ?個人的なものですよ?それを都庁ルールとやらで修正されたら困ってしまいます。
そんな変なルールで個人的な文章を修正するのではなく、「ここはもう少し論理的に」とか「ここには具体例を入れた方が良い」とか、社会人として文章の作り方を学べるような訂正の仕方をして欲しかったです。
都庁の職員って、堅いなーと思った瞬間でした。
驚きなのが、年配の職員ではなく、若い30代の女性がそんなルールに囚われてしまっていることです。
若くからこのような変なルールを刷り込まれてしまっているのですね。あくまでこれは公文書ではなく個人的な文章なのですから、後輩には適切な指導をしていただきたかったです。
この都庁ルールというよくわからない文章の書き方は、相当都庁の職員にとっては大切なもののようです。
もう一つ面白いエピソードがあります。
上司が発表に使用する資料を私が作成した際に、1箇所だけ都庁ルールでは漢字で書くものを、平仮名で書いてしまっていました。
その間違いに発表中に気づいた上司は、その箇所を読む際に毎回「平仮名ではなく漢字の○○」と読んでいたのが、申し訳ないのですが面白かったです。
そんなどうでも良いことを、毎回口頭で訂正するんですもの。笑っちゃいますよね。
どうやら都庁職員にとってはとても大切なルールなのですね。私には理解できませんでしたが。
いかがでしたでしょうか?
私が在籍していた時にはこのようなエピソードが多数あったので、思い出したら皆さんにシェアしていこうと思います。
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