こんにちは。
アラサーOLふゆもアイスです。
上司が理不尽に怒るのがすごく嫌だ。社会人なんだからもっと大人な態度で仕事をするべきだよ!!
うんうん、分かるよ。でもそれは「すべき思考」になってしまっているよ。思い込みによって捉え方や考え方が偏ってしまうと、マイナス思考になって損をしてしまうんだよ。
このような考えについてお話ししていきます。
物事の受け取り方はあくまで主観的なものであるため、思い込みによって捉え方に偏りが生じることがあります。
これを、心理学的に認知の歪みといいます。上の会話にある「すべき思考」も、認知の歪みの1つです。
上司はいつも僕に怒る…きっと僕のことが嫌いに違いない。
駅で歩いてたら早歩きしてるヒールの女の人にぶつかられた。あの人、わざとぶつかってきたに違いない!
このように、認知の歪みが生じていると、マイナス思考になり、何事もネガティブに捉えがちになってしまいます。
本記事では、認知の歪みの種類と、その解消方法についてお伝えします。
認知の歪みを正して客観的に物事を捉えられるようになると、人生がぐっと楽になりますよ。
本記事の内容は、「マンガでわかる!対人関係の心理学」の内容を参考に記載しています。
思い込みが激しいと損をする【心理学的解説】
激しい思い込み、認知の歪みがあると、マイナス思考に陥ってしまいます。
認知の歪みに自分で気づくのは難しいことですが、物事を様々な角度から客観的に捉えるように意識することが大切です。
認知の歪みには、以下の4種類があります。
- 全か無か思考
- 結論の飛躍
- 過度の一般化
- すべき思考
それでは早速、各認知の歪みの解消方法について考えていきましょう。
全か無か思考
全か無か思考は、例えば「ミスをしたので、社会人失格だ」など、極端な考え方を言います。
しかし、何事にも完璧な人間など存在しないのです。
誰でもミスをするんだ、ミスをしても皆前を向いて進んでいるんだ、と思考を前向きに切り替えていくことが大切です。
結論の飛躍
結論の飛躍は、例えば「ミスをしたから皆私のことを使えないやつだと思っているに違いない。」など、極端な思考のことを言います。
しかし普通は、ミスをしたからといって、全員があなたを軽蔑することなんて絶対にありません。
極端な思考を持ってネガティブになるよりも、同じミスをしないためにどうすれば良いのかを考えるという思考に切り替えましょう。
過度の一般化
過度の一般化は、例えばミスをした時に「私はいつもミスをしてしまう。」など、決めつけてしまう思考のことを言います。
このように考えてしまう時は、自分はどのくらいの頻度でミスをしているのか客観化してみることで、この思考から抜け出すことができます。
すべき思考
すべき思考とは、例えば「社会人なのだから仕事でミスはしてはいけない」など思い込んでしまう考え方のことを言います。
しかし、すべき思考はあくまで理想であり、実際は予想通りにいかないことも多々あります。
理想だけでなく、現実的な解決策を探すように心がけることが大切です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
相手がどう考えているのかは、相手にしか分かりません。
ですので相手の言動で傷付いた時、自分の何が悪かったのかを極端に気に病む必要は無いのです。
認知の歪みに陥らないためには、物事を様々な角度から客観的に捉えるように意識することが大切です。
人や物事には、自分が捉えている以上に様々な側面があるのです!
本記事の参考文献である「マンガでわかる!対人関係の心理学」では、マンガで分かりやすく対人関係に関する心理学が解説されています。
心理学に基づいているので信憑性が高く、また解説も非常に分かりやすいので是非読んでみて下さいね。
あなたの対人関係が良くなること間違いなしです。
✔︎役立つ心理学
他人の顔色が気になる、でも気にしすぎると逆に嫌われる?!
コメント